人の運勢は季節のそれと同じと言うこと。
こんにちは、さなです。
さて12月です。
7日に運気が切り替わりまして、子月(ねづき)に突入しました。
戌亥天中殺の皆様、お疲れ様でございました。
子丑天中殺の皆様は月の天中殺に入っております。
一年で最も運気のサイクルが低迷する時ですので、
あまり無理をせずお過ごしになられますよう。
暦の上ではすでに立冬である11月7日から「冬」となるわけですが、
なんせ今年の11月は暑かった。
下手すると夏日を記録した地方もありましたよね。
私の住む地方でも「おいおい半袖かよ~」という夏日があり・・・。
とても冬を迎えたと言う気分ではありませんでした。
そして秋を飛ばして冬を迎える(笑)
どうなっているのでしょうか地球・・・
いやいや悪いのは多分(絶対)人間でしょう。
このように古くからの暦が通用しない世の中になってしまいました。
そりゃ体もおかしくなるわな。
で、やっと(と言うか秋を返してくれ)訪れた冬です。
冬というのは「立冬」に始まり、
小雪・大雪・冬至・小寒・大寒を経て
立春までの3か月間を言います。
冬の三か月は、これを「閉蔵(へいぞう)」と言う。
水が凍り地は裂ける。人は陽を乱さないように早寝し、
必ず日光を待ってから起きる。
志を内に潜ませて隠れるようにし、
私心があっても抑えるかのように、
気持ちを外に表さず、気を外に逃がさないようにする。
これは冬の気に応じて蔵を養う方法である。
これに逆らうと腎が損なわれて、
春になると萎厥(手足が冷えて萎える)の病になりやすい。
春の生を体に受けることが少なくなる。
(*素問・四気調神大論より)
要するに
大地が氷雪で覆われる「冬」という季節は、
万物が戸を閉ざして陽気を潜伏させ、
心身を寒さから守ることが最重要、と書かれております。
冬はいかに「気」を温存するかが大切です。
誰が言ってるのかって
それが自然の法則ですよね。
動物たちも動きを抑えて冬眠に入ったり
猫はこたつでまるくなり
植物たちは地上部を枯らし
自然界に生きとし生けるもの全ての活動が鈍る時です。
冬はなるべく早く寝て、
朝は日が差してから起きるようにして、
寒さを避けて温かくし、
行動や思いを控えめにして
陽気の発散を控えることが良しとされます。
これ、どこかで聞いたことありません?
そうです
天中殺の時期の過ごし方と似ていますよね?
志を内に潜ませて隠れるようにし、
私心があっても抑えるかのように、
気持ちを外に表さず、気を外に逃がさないようにする。
・・・の下りなんて
まさに天中殺は自我を出さない!って言うことと一致してます。
12年をひとつの運気のサイクルとしますと、
10年ごとに2年のスパンで巡ってくるのが年運天中殺です。
ここが運勢サイクルの冬の時期という捉え方です。
10年頑張ったら2年休む。
冬の時期まで頑張ってしまったら、
冬の後で来る春と夏の時期に
エネルギー切れを起こして思うように活躍できなくなります。
実際、四季として訪れる冬と言う季節に頑張り過ぎたりすると、
その後に巡ってくる季節に支障を来たします。
春に冷えのぼせや花粉症が酷くなるとか、
五月病にもなりやすかったりとか。
この自然の法則に逆らうと
「腎気が損なわれて気力・体力を蓄えることができず、
春の気温変化などに対応できなくなるため、
手足の冷えが残りやる気もわかなくなる」
と黄帝内経にも表現されております。
算命学は東洋の自然思想の学問です。
自然の法則は即ち、人間が生きるための法則になります。
何故ならば、人間は自然物であり小宇宙であるからですね。
昨日、61回目のお誕生日を迎えまして。
蒲郡の竹島が見えるホテルランチでお祝いしていただきました。
素敵なバースデー✨ありがとうございました。
そう、皇后雅子様と一日違いの誕生日です。
まさに命拾いを致しました。
え?何で?と思われた方はぜひ算命学を学んでみてください。
理由が学べます。
たった一日違うだけで
こんなに違うのかよ~(;^ω^)
というほどに陽占が違いますけどね。
ま、それはいいんだけど。