人間の命と人生についての考察

こんにちは、さなです。

本日は「人間の人生」について、
算命学の観点から書いてみようと思います。

年の瀬に差しかかり、著名人の方の訃報が届くたびに
還暦を過ぎると自分の人生や命について
考える機会が増えてきます。

人間やこの現実社会を
自然界の法則を捉えて観ていく算命学では、

「自然の意図を無視して生きることは淘汰を受ける」
と言われています。

自然の意図=神の意図、であります。

東洋の国、とりわけ日本では
自然界にある全てのものに神が宿るとされ、
それがいわゆる「八百万の神」がおわす国、
多神教とされる所以ですね。

故に
神とは「自然」であることに他なりません。

この「神の意図」である自然界の法則とは
算命学では宿命に示される「命式」であり、

陰占と陽占は私たちに神から与えられた「環境」でもあります。

陰占では日干が自分、
陽占では中心星が自分と見ます。
その自分を中心として周りにどんな十干があるのか、
どんな主星・従星があるのか
環境を捉えていきます。

単純に
その示された命式通りの環境に自分の身を置いていけばいいことなのですが。
まぁ言うほど簡単なことでもありません。

人間とは不思議なもので、
その与えられた環境通りに生きていると
楽に無理なく才能やエネルギーを発揮でき、
自ずから光り輝き、
生きやすくなります。

極論、それが自分にとって切実にやりたいことではなくても、です。

逆に考えてみましょう。
小さい頃からどうしてもやりたい事、挑戦してみたい事があった場合
それが全く自分の宿命にない才能やエネルギーであるならば

無理がかかる、
やっていてもしんどい
心からの満足感が得られない
・・・となります。

それならば小さいころから算命学を知り活用して、
その縮図通りに修正しながら生きれば素晴らしい人生が送れるじゃないか!

・・・そう思いましたか?

それはある意味「否」です。

本人がどうしてもやってみたいこと、
どうしても挑戦してみたい事
何としてでも好きな事というのは
いくらそれが宿命に合わない事でも
「その人の学び」であることが多いからです。

じゃあどうすればいいの?
簡単なことです。やってみればいいのです。
やればわかることなのです。

そして「これは違うな」と自分で気づくことが重要です。

但し、これが通用するのは若い間だけです。
40を過ぎ、50を過ぎてもなおやっていてはいけません。
何故ならば、
人間は40を過ぎた辺りから
「そろそろ本当の自分の生きる道を歩め」と促されるからです。
誰に促されるのか?
「神」にですよね(笑)

自然の流れに沿っていない人生を歩んでいると
まず居心地が良くなくなってきます。
無理している自分に気づきます。
何だか違和感があります。
ダイレクトに体がしんどかったりもします。

私、このままでいいのかな・・・
そんな思いを悶々と抱えます。

それでも往生際の悪い人は
これが自分の道に間違いないはずと信じようとして
必死にしがみついたりするんですよね。
その道である程度の成功をおさめたりすると尚のことです。

神からのその最後通告は「54歳」です。

自分らしくない生き方を見直すタイミングでもあり、
還暦というリスタートの年を迎えるための準備に入る入り口の年齢です。

ご自分の中に「違和感」を抱えて過ごしていらっしゃる方は
是非自身に向き合って一考の時間を取っていただければと思います。
そしてヒントとして何かを得たいと思うのであれば、
お近くにいらっしゃる算命学鑑定士さんに鑑定して頂くことも良いでしょう。

自分の才能というのは自分ではわかりにくいとお思いでしょうが、
何も考えずとも楽にこなせてしまうことが才能と言うものです。
普通に出来てしまうことを「凄いね!」と褒められたことはありませんか?

「いや、そんな・・・これぐらいフツーに出来るでしょ?」
いやいや、それこそがあなたの才能なのですよ。
そこに気づいて欲しいのです。

自分が持っていない才能を使っていこうとすると
大変な努力とエネルギーが必要となります。
若い間は良いでしょう、エネルギーも勢いもあります。
それは加齢とともに消耗していくことにもなります。

無理に続けていても、
気づかせてもらえるタイミングが人生には必ずあります。
それを見過ごさないことが大切です。
ちゃんと人生を歩んでいる人は
そのタイミングを自然と見極めることができるようになっています。

それを読み解くのが算命学です。
要するに算命学など必要ない人だっているんですよね。
そういう方は自分の中に自然の循環のプロセスを持っている方ですのでね、
ご自分の勘を信じて生きて行けばよいのです。

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宿命は変えられませんが、
人の運命は変えられます。

例えば
命式表の中の与えられた星を「お野菜」だと考えましょう。
龍高星=じゃがいも
牽牛星=にんじん
調舒星=たまねぎ

・・・みたいな(笑)

この与えられた星をね、
どう料理するかはあなたの自由だし裁量だってことです。
カレーにするのか
シチューにするのか
ちょっとお洒落にイタリアンにしてみるも良し
工夫して中華にしてみようとか

メニューは変われど、
具材は全て一緒ですよね?

そういうこと。
そういうことなんです、人の運命って。
自分で如何様にも作っていけます。

それを確実に美味しい料理にするためには、
ご自分の宿命を知っていただくことが大切です。
算命学要らない人はいいんですよ、ちゃんと料理できてますから。

でも知っておけば今からの人生をどう作っていくか
迷いを吹っ切っていけるかがわかりますよ。

私も54歳と言う年に
大きく人生を変える転機がありました。

神は役割を全うしていない人間に容赦がありません。
それは自然界の法則であります。
自然界は無情・・・算命学とは無情の学問です。

あなたの「役割り」とは何でしょうか。

ひとりぼーっと考えたい時、
私はカフェでひとりモーニングが定番です。

この時は朝からミートパスタが付いていて「きゃっほー🎵」でした(*’▽’)

人生の節目を今から迎える皆様、
一緒に考えていきましょうね。

 

 

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