人間の運命は決して自分一人のものではない

こんにちは、さなです。

 

GWも後半に突入しておりますね。
日曜日まではほぼ快晴、
きっとどこに行っても大混雑・・・アー(T_T)

私は有難いことにお仕事を頂いておりますので、
いつもと変わらぬ日常を過ごしております。

♢♦♢♦♢♢♦♢♦♢

さてですね

今日は度々ブログに書いております「天中殺」
についてのお話です。

★無理して動いたらアカンのよ~
★新しいことを始めるんならよう考えよ~
★何事も受け身で過ごしゃーせ~

・・・はお伝えしている通り。

それ以外のですね
本日は天中殺の最も大切なところを
お伝えしたいと思います。

算命学における「天中殺」というものは
ただ単なる運勢を見るだけのものに留まらず
「人生の指針となるもの」であり、

「家系に於けるその人の役割」

が刻まれております。

私は午未天中殺で「末代運」という役割を持って
生まれてきました。

家系に於ける末代運は勿論の事、
いかなる場所に於いても
「まとめ役」を担います。

そして末代=最後、という意味合いなので
己が持つエネルギーの全てを使い切り「有終の美」を飾る!
・・・ことが最大の満足感となります。

我が家は地元でも結構長らく続いている家系で、
その昔はこの辺りの庄屋であったと聞かされました。

その昔のご先祖様は
あまりに人が良すぎて周りへの施しが過ぎて
殆どの自分の土地を失い、
遂には本家と分家(我が家)のみとなり

今では分家である我が家が残るのみです。

家系をリセットさせるエネルギーは
父の代から始まっているようで、

父の兄弟は
上から
長女
次女
三女
長男
次男

の5人。

うちの父は次男の末っ子です。

この兄弟の子供たちは

長女=子供なし
次女=娘3人
三女=子供なし
長男=息子2人、娘2人
次男=娘2人

どうですか、この女系ぶり。
ここで家系を終わらせる気満々じゃあありませんか。

そして
唯一家系を繋ぐ息子が生まれた伯父の家は、
約40年ほど前に引き継いだその家業が倒産、

元々家業を一緒にやっていたうちの父は
50数年前に飛び出して全く違う畑の会社を立ち上げており・・・

倒産の余波を受けずに済みました。

父の娘である私も妹も「午未天中殺」で、
「天庫星」のある妹が後を継ぐのかと思っていたら
齢五十を過ぎて突如嫁に行くと言い出し(笑)

それと入れ替えに
バツイチになった私が舞い戻る事となり・・・

何となく
また戻ってくる予感はしていたんだけれど
本当に戻ってくることになろうとは・・・と感慨深い。

よくよく考えれば妹は宿命二中殺で
家系の恩恵は受けたいのだけれどそうもいかない矛盾がある宿命で

やはり私がその恩恵の全てを引き受け、
その全てを終わらせる役割のようです。

私の宿命って自分で言うのも何ですけど
普通命式とは言え結構過酷な宿命でね

それでも今まで生きてきて思うのは
どん底の中にあっても必ず助けや救いがあり、
「もうダメだわ」と言うことがあってもダメになることもなく

「私は何に守られているのだろうか・・・」
と言う不思議な思いで生きてまいりました。

これは思うに
私から三代ほど前の時代に於いて
数々の陰徳を積んで来られたご先祖様の賜物なのではなかろうか

・・・そんなふうに思いを致します。

易経に
「積善の家には必ず余慶あり」という言葉があります。

これは
「善行を積み重ねた家には、その報いとして必ず子孫にまで良い事が
起こり幸福になる」という意味で、

つくづく人間の運命と言うものは
自分一人のものではないんだな・・・と思う次第であります。

人間の運命はけっして一人のものではありません。
幾代もかかって遠い流れの中から作られているのであります。

そして自分達が行ったもろもろの行為は
いつの日にか型となってこの世の中に具現されていくわけです。

*高尾義政 『天中殺宿命論』より抜粋しました

要するに天中殺に記された己の家系に於ける役割とは
陰占や陽占と同様に算命学では最も大切なところであり、

もっと言うならば
一番最初に消化せねばならない所でもあります。

還暦を迎えた今、
私がやるべきこととして沸々としていることは

「我が家の家系図を作ろう」ということ。

この地に根付いて十代ほども続く家の
総まとめをせよ、と

言われている気がしてならない今日この頃です。

それよりも何よりも
自分が如何にしてこの世に生まれることとなったのか
それを紐解く鍵が家系図にあるのなら
この目で確認してみたい!

ご先祖様の命式表をお一人ずつ、
解る限りで解析してみたい!のであります。

最後はもう龍高星が大発動ですが(笑)

GW前半に「久能山東照宮」へ神の君に会いに・・・
初めて参拝させて頂きました。
東照宮入り口では満開のオオデマリが実に綺麗に可愛らしく咲いておりました。

皆様もご自分の天中殺を
今一度よく検証して

己がどんな役割を担って生まれて来たのか
知ってください。

そこを消化することが
人生最大の喜びとなります。

 

 

 

 

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