天中殺とはなんですか?の疑問

こんにちは、さなです。

春は風邪(ふうじゃ)ですね。
寒暖の差が激しく、風が強く吹きます。
それが心身に悪影響を与えます。

五行では「肝」に影響が出やすく、
自律神経の乱れを引き起こします。
「肝」を落ち着かせることが大切。
「気」を滞らせることなく、
気持ち穏やかに過ごしましょう。

あ~今日も風が強いわ・・・
しかも風が冷たくて冷える・・・

さて、そんな春の日に
今日は「天中殺」のお話をひとつ。

♢♦♢♦♢♢♦♢♦♢

算命学に「天中殺」というのがあります。

物々しい漢字の並びですゆえ、
「何か良からぬことが起こる時」と捉える方が多いですが
そうではありません。

人の人生にはバイオリズム(今風に言うと)があって
それの一番衰退している時期がこの「天中殺」。

こ~んな運気の衰退している時に遮二無二頑張ったり
事業を拡大しようとしたりすると
上手くいくどころか手痛い目に遭います。

よう考えてみなはれや、奥さん。
風邪ひいて絶不調の時に「今やらねば!」と無理をして
良い事ってある?

風邪を拗らせて一層酷いことになったり
周りにいらぬご迷惑をかけてしまうだけよね?

それと一緒と考えましょう。

要するに
天中殺とは「過ごし方」が大切。
来るべき天中殺明けから始まる10年のために
自己の内面を充実させ、
人知れず努力し勉強し足固めをする準備期間と言う事です。

台湾算命学を日本に伝えた西川満先生
その著書である「天中殺・星の神秘と命運」の中に
【天中殺とは、人間が魚に食べられる時である】と書いてます。

人間が魚に食べられるとは・・・
つまり「あり得ないことが起こる時」であると言う事。
じゃあアレじゃないか!
やっぱりあり得ないような大変なことが起こるって事じゃないか!
と思いますよね。いやそうじゃなく・・・

天中殺の時と言うのは「我を忘れる」のである。
普段(天中殺ではない時)はしないようなことをしてしまう、
「いつもはこんな失敗しないのに」
「いつもはこんなこと言わないのに」
「いつもはこんな判断しないのに」
それが思いもよらぬ事態を引き起こす。
これが天中殺なのだと仰られます。
このような時は自我を出さず受け身で過ごすことで難を逃れます。

西川先生の本著にはこのような一文があります。

中国では自分の「天中殺」の時、相手の国から
「領土をよこせ、娘をよこせ」と言われたら
諦めてみんなやったものだ。
戦えば根こそぎ負けてしまうことを知っていたからである。

そしてじっとこらえにこらえて
軍師に相手の国の「天中殺」を算定させ、
相手の「天中殺」の時、戦争を仕掛けて取り戻すのである。
中国三千年の治乱興亡の跡は「天中殺」の歴史だといってもよい。

これを読むと、
如何に天中殺の過ごし方が大切かが解ります。

日本では
歴史上一番最初にこの帝王学を取り入れたのは
徳川家康であると言われます。

また天中殺とは過ごし方やどんな時期かと言う事の他に、
「その人の家系に於ける役割」が解る所でもあります。

そしてまた「自分に欠けている方向」がわかるのも天中殺。

算命学は「方向」という理解が大切で、
天中殺は自分にとって「どの方向が欠けているか」
逆に「自分にとって何が恵まれているか」を見てとれるところ。

それならば
欠けているものに拘るのをやめて
恵まれているものに目を向けてみたら?

ということを教えてくれます。

またそれぞれ自分が持っている天中殺にどんな特徴があり、
それを活かすにはどうすればよいか?を鑑定では見て行くことになります。

どうですか?
深いでしょ?

天中殺って
運勢を見るだけのものではありません。

ご自分にどんな天中殺が備わっていて
家系の中でどんな役割を担っているか

詳しく知りたい方は
鑑定を受けてみてください。

胸の痞えがスッキリ落ちた・・・
今までの自分に納得して腑に落ちた・・・

そう思って頂けると思いますよ。

先日、
10年来の友人二人と食事会をしました。

2人とも個人事業主の大先輩で
コツコツと自分の得意分野で今の地位を積み上げて来ました。

続けることの偉大さ、大切さを痛感致します。

元気をたくさんもらって、
また頑張れそうです!

いつもありがとうございますm(_ _)m

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